投資手法の一つに、裁定取引と言うものがある事を御存知でしたか?もしかすると、「アービトラージ取引」と言った方が、御存知の方はよくあるでしょう。裁定取引とは、同一の価値の2つの商品を地域や市場の関係性によって生じた価格差や金利差を利用して転売し、ノーリスクで利益を確定する投資手法の事をいうんです。別名で、「サヤ取り」と呼ばれる可能性があるのです。例えば、A社では1ドル80円で取引されており、B社では1ドル8一円で取引されていたとします。まず、A社で80万円をドルに両替して、次に、B社でそのドルを全て円に両替するのです。この際、手数料が無料だとすると、手元の金額は81万円となり、ノーリスクで1万円の利益が確定出来る結果ものです。現在の日本で行われる裁定取引には、日経平均のインデックスと日経平均先物を対象とした取引があります。日経平均のインデックスと日経平均先物には、数十円程度の価格差が生じる場合があるのですが、その時には大量の金額によって取引を行い、わずかな価格差から利益を確定させます。一見、裁定取引はノーリスクで利益を確定する事が出来るように見えますが、実際には高い専門性やノウハウ(権利を侵害されないためには、特許を取得するのも一つの方法です)が必要であり、また、豊富な情報量が必須わけです。市場には裁定取引専門の参加者(アービトラージャー)まで存在している為、少なくとも個人投資家が裁定取引にて常に利益を得る事が出来る機会はない、といって過言ではないでしょうー